「生命と自然の共生」をテーマに人と自然のふれあいを通して、新たな課題に取り組んで参ります。
OMRCは、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し、「持続可能な社会の実現」のため、地域社会と共生し、環境への配慮、社会貢献、ダイバーシティ
推進、新しい価値の創造により、訪れてくださるお客様と共にSDGsの実現に取り組んで参ります。
動物を扱う上で、感染症対策は非常に重要です。
私たち人間が動物たちの世界に感染症を持ち込まないこと、動物たち
の持つ伝染病を人間が貰うことがないよう、手指消毒はもちろん、
さまざまな処置の際にも徹底した感染症対策を講じています。
OMRCは、イルカなどの海洋哺乳類の保全保護のため、その繁殖に関する
学術的な研究を行っています。
この研究が「種の保存」に将来的に寄与することを目的としています。
これまでに3頭のイルカの赤ちゃんが人工繁殖で誕生しています。
「海」を仕事場としている私たちは、海洋の漂流物や海洋に廃棄されたゴミの問題に直面しています。海洋のゴミは自然界の海洋生物の健康を害し、生態系の破壊にも波及していきます。 わたしたちにできるビーチクリーンは、小さな一歩にすぎませんが、継続することで大きなムーブメントを起こせるものと信じて、日々、ゴミを拾い続けます。
器材の洗浄などで発生する排水は、ルネッサンス リゾートオキナワ内にある浄化槽で高い排水基準をクリアして排水されていますが、OMRCでは環境負荷の低い自然界で分解され無害化される洗剤、かつ、エシカル認証を受けた商品を使用しています。
イルカをはじめとする動物たちは、人間にたくさんのパワーを分けてくれます。
難病などで特別な配慮を要するお子様にも安心して動物たちとふれあってもらえるよう、メイク・ア・ウィッシュ ジャパンの想いに賛同し、協力しています。
沖縄県内の動物にまつわる専門学校へ講師を派遣しています。実際に動物を飼育・研究し、それを生業とするスタッフの講義は、学生にも好評です。また、講師となるスタッフは通常とは違う業務にあたることになりますが、さらに勉強をして講義に臨むため、スタッフの働きがいにもつながっています。
OMRCの創業理念である「生命と自然の共生」を教育という形で、次の世代につなぐ取り組みとして、地域の小中高生の職業体験の受入を行っています。
沖縄に住む学生たちが、新しい観点で海洋自然環境や職業として動物に携わるということを体験してもらうことはとても価値のあることと考えています。
「沖縄エコファンド」と称した活動として、沖縄県内で行われる環境保護や、環境教育、研究の活動に対して毎年、売り上げの一部から総額90万円以上の支援を行っています。
動物飼育に欠かせない餌は、可能な限り地元で調達できるように努めています。
自然を好きになることで、子供たちが自ら学び、自然を大切に想う気持ちを育てることを目的として、沖縄の地元の子供たちを対象にした「OMRCこどもエコクラブ」をサポートしています。
ルネッサンス リゾート オキナワや、もとぶ元気村の施設にて環境教育プログラムを提供することで、沖縄に観光で訪れる方々にも、自然環境を守ることの大切さ、動物たちとの共生を感じてほしいと考えています。 私たちの行う環境教育プログラムは「楽しく遊びながら学ぶ」をテーマにしています。イルカや動物とのふれあいを「動機」としてプログラムに参加し、ふれあいを通して自然を好きになることで、参加者の方々が自ら学び、自然を大切に想う気持ちが育まれます。また、非日常の体験は記憶に強く刻まれ、子供たちへの情操教育にも大きく貢献しています。 ルネッサンス リゾート オキナワや、もとぶ元気村と協力することで、年間14万人以上の方々にその機会を提供しています。
関連する学会・研究会でのスタッフの発表を推進・支援しています。研究の成果を発表することで自身が学ぶだけでなく、他施設の研究を学ぶことにもつながり、より高度な人材育成が可能となります。また、スタッフの働きがいにもつながっています。
スタッフカフェテリアでは不規則な勤務のスタッフが健康を維持できるよう、バランスのとれた食事を提供しています。
不足しがちな野菜がたくさん摂取できるよう、メニューを工夫しています。
結婚や出産というスタッフにとって人生の大きな節目に、会社からお祝いを用意しています。また、スタッフ家族パーティーを実施し、スタッフを支える家族に感謝を示しています。長きにわたって会社に尽力してくれるスタッフに関しては、永年勤続者表彰を行っています。 ワークライフバランスを会社が応援することはスタッフにとって、やる気を持って働く動機となると考えます。
OMRC従業員の50%以上は女性です。性別の違いによって給与に差の出ない、職務職責によって給与が決まるポジション給制度を採用しています。